カスタムルール(残高)を設定する
kansapoのカスタムルール(残高)を設定する方法をご紹介します
はじめに
0-1 カスタムルール(残高)を設定してできること
- カスタムルール(残高)では、以下の2つのルールが設定できます
種類 | 内容 |
---|---|
残高(与信)ルール | 「与信残高」及び「与信残高割合」を組み合わせて作成 |
残高ルール | 「科目」「明細」「金額」を組み合わせて作成 |
- カスタムルール(残高)を設定することで残高チェックを行う でルールに則って検出されます
種類 | ルール設定例 | 効果 |
---|---|---|
残高(与信)ルール | 「与信残高」がゼロ円以上xx円以下、かつ、「与信残高割合」がxx%以下 | 今後の取引を制限する必要があるか要検討 |
残高ルール | 「仮払金」が「ゼロ円」以外 | 毎月ゼロになる科目がある場合に検出可能 |
残高ルール | 特定の取引先の残高が「ゼロ円」以外 | 毎月ゼロになる取引先がある場合に検出可能 |
Step1 「カスタムルール」メニュー
1-1 「カスタムルール」をクリックします
Step2 任意のカスタムルール(残高)を作成する
2-1 残高(与信)の場合
- 「+追加」をクリックし、種別、ルール名、メッセージ、ルールを設定します
- 例:与信限度額に近づいている場合にアラートを鳴らす場合
- 「与信残高ゼロ円以上」を入れることによって、与信限度額に近づいているものだけ拾うようなルールにしています
- 与信限度額を超えている場合は与信残高はマイナスのなるので、そういったものを拾いたい場合は「与信残高ゼロ円以上」のルールを削除してください
- なお、区分が「得意先」であっても、与信限度額を設定していない場合(ゼロの場合)はカスタムルールの適用対象外になります
2-2 残高の場合
- 「+追加」をクリックし、種別、明細種別、ルール名、メッセージ、ルールを設定します
例1:仮払金がゼロになっているかを確認したい場合
- 複数科目も設定可能です(仮払金以外にもゼロになっているか確認したい科目がある場合)
例2:特定の取引先残高がゼロになっているかを確認したい場合
- 「明細種別」を「取引先」にする必要がありますのでご注意ください
Step3 残高チェックを実行する
- 残高チェックを行う をご参照ください
Tips① メッセージを工夫しよう
①-1 前向きなメッセージにしてみる
- カスタムルールを作成する際の「メッセージ」は、仕訳チェックで検出された際に出てくるメッセージになります
- 例:交際費の可能性があります!
- このメッセージは自由に設定できますので、検出されても前向きに修正できるよう工夫していきましょう
- (ルール)
- (チェック結果)