引当金
個社別の連結PKGを作成する方法をご紹介します（引当金）
Step１ 「個社連結PKG」→「引当金」タブ
1-1 「個社連結PKG」→「引当金」タブをクリックします
Step２ 試算表から明細を取り込む
2-1 「試算表から取込み」ボタンをクリックします
- こちらはAPI連携対象となる会計ソフトを利用しているしていないにかかわらず実施可能です
2-2 特定のルールで、試算表からの勘定科目及び金額が取り込まれます
- ルールは以下の通りです
| 区分 | ルール |
|---|---|
| 引当金 | 勘定科目名に「引当金」を含む |
- 「引当金繰入額」も取得されてきてしまいますが、増減の参考情報としてご覧いただき、最終的には不要なので削除してください
- 効率的に表を埋めるにはfreeeでの設定が必要です。詳細は「留意点」をご参照ください
- 取り込まれた時点では「期末」と「試算表」は一致しています
2-3 必要に応じて編集をクリックして増減内容を編集します
- 増減内容を編集
- 編集後の残高が試算表残高と異なる場合は赤く表示されます
Step３ 手入力で明細を作成する
3-1 「＋追加」をクリックします
3-2 必要事項を入力して保存をクリックします
留意点
① 「試算表から取込み」で反映される数字について
- 個別試算表の数字が反映されます
- 個別修正仕訳や連結仕訳の内容は反映されませんのでご注意ください
② 「換算差額」について
- 在外子会社の場合、以下の換算が行われ、差額が「為替差額」列に表示されています
- 前期末CR
- 期首
- 当期AR
- 当期増減の明細
- 当期末CR
- 期末
- 為替換算差額 で計算されている金額と同額になります
③ 関係会社に対する明細について
- 例えば、関係会社に対する貸付金に係る貸倒引当金については、関係会社債権債務の相殺消去により連結財務諸表上は消えてしまいます
- 簡便法で作成する連結CFWSにおいては、すでに消去された関係会社に対する貸付金に係る貸倒引当金に関する情報は不要です
- そのため、増減表においてはグループ外部に対する引当金のみ記載してください
- 現状、「試算表から取込み」では関係会社に対する金額は考慮せずに取込みますので、関係会社に対する引当金については勘定科目を分ける（例：関係会社貸倒引当金など）などの対応を行い、取り込まれた当該科目を削除する運用をお勧めします