Excel・CSVインポートについて
結／YUIの各画面で行われるExcel・CSVインポートについてご紹介します
１ ExcelインポートとCSVインポートの違い
1-1 Excelインポートはシートを選択してインポートします
- インポートファイルとしてExcelを選択するとシート選択の画面が出てきますので、インポートしたいシートを選択してください
1-2 CSVインポートはシート選択はありません
- CSVの場合はExcelのようなシート選択はありませんので、もし元ファイルをExcelで作成している場合はインポートしたいシートをCSVにしてからインポートする必要があります
1-3 事前作業が必要な項目はExcelインポートがオススメです
- 以下の場合は、 YUIインポート用のシートを1つ作成して、作業シートから必要な項目を飛ばすことで効率的な連結決算業務が実現されます
- まずは従来の業務フローを変えずに徐々にシステム化したい場合
- 複雑な事前計算が必要な連結仕訳について、計算結果を効率的に連結仕訳として登録したい場合
２ インポート履歴・ダウンロード・削除について
2-1 インポートしたExcel・CSVは履歴として残り、ダウンロード可能です
- 「インポート」ボタンの中にある時計ボタンをクリックします
- インポート履歴が表示されますので、必要に応じてダウンロードボタンをクリックすると、インポート元になったファイルがダウンロードされます
- ※削除ボタンを押すと履歴から削除されますが、画面によってはインポートした内容も削除されますので以下「2-2」もご参照ください
2-2 インポート履歴からファイルを削除すると、画面によっては登録した内容も削除されます
- 以下の画面については、インポート履歴からファイルを削除すると登録した内容も削除されます
- 個別修正
- 関係会社債権債務・取引高
- 開始・連結仕訳を作成する
- これらの内容は、インポート後に変更があり差し替えたいニーズがある画面となりますので、変更があった場合は旧ファイルを履歴から削除して、新しいファイルをインポートしてください
- 上記以外の画面については、インポート履歴からファイルを削除しても登録した内容は削除されません（科目などのマスタ系であるため）
３ 各画面におけるインポート時の既存データの挙動まとめ
3-1 各画面におけるインポート時の既存データの挙動（上書きされるか等々）は以下のとおりです
| 画面 | 挙動 |
|---|---|
| 科目マッピング | 登録済みの科目は ・新たにインポートするファイルの「科目名」（勘定奉行クラウドの場合は「科目コード」）をキーにして上書きされる ・新たにインポートするファイルに存在しない場合でも、消去されずに残る（上書きされない） |
| 部門マッピング | 登録済みの部門は ・新たにインポートするファイルの「部門名」をキーにして上書きされる ・新たにインポートするファイルに存在しない場合でも、消去されずに残る（上書きされない） |
| 試算表、部門別試算表 | 登録済みの試算表データは ・新たにインポートするファイルのデータに上書きされる |
| 個別修正、開始・連結仕訳 | 登録済みの仕訳データは ・新たにインポートするファイルに全く同じ内容のものがあっても、消去されずに残る（上書きされない） （→同じファイルを複数回インポートすると、その分だけ同じ仕訳が増える） ・新たにインポートするファイルに存在しない場合でも、消去されずに残る（上書きされない） （注）インポートしたファイルを削除すると関連仕訳も削除されます |
| 関係会社債権債務・取引高 | 登録済みの内部取引データは ・新たにインポートするファイルに同じ「相手会社」「個別勘定科目」「部門」の組み合わせのものがあるとインポートエラーとなる ・新たにインポートするファイルに存在しない場合でも、消去されずに残る（上書きされない） （注）インポートしたファイルを削除すると関連する内部取引も削除されます |
| 仕訳種別、CF増減種別、CF科目、連結セグメント | 登録済みの仕訳種別、CF増減種別、CF科目、連結セグメントは ・新たにインポートするファイルの「id」をキーにして上書きされる ・新たにインポートするファイルに存在しない場合でも残る（上書きされない） ・同じ「名称」のものはインポートできない |
| 為替レート、CFマッピング | 登録済みの為替レート・CFマッピングは ・新たにインポートするファイルの「通貨名」・「連結科目名」をキーにして上書きされる ・新たにインポートするファイルに存在しない場合でも残る（上書きされない） |